アンティークドール



「なくなった絵…」


ユージが呟く



「現場に転がっていたボール…」


俺は今や血まみれとなった野球ボールをひょいっと拾いあげる



「外から犯人はその野球ボールをなげて、硝子でできていた額を割った」


ハッと星麗那が何かに気付いた表情をして、言った



「それでその音で…反射的に斑はそちらを向いたのね…」



「そう…絵が飾られてたのは窓とは反対方向。つまり、窓が後ろになる」





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