QUEEN of the JOKER
「…っ!はっ…」


声にならないほどの痛みが背中に広がる。


東城 瑞希は…俺の飛び殴りを避け、俺の後ろに素早く回って、力いっぱい俺の背中を叩きつけたんだ。


しかし、それだけでは終わらなかった。


俺はすぐ体制を整え、まだ後ろにいるであろう東城 瑞希に回し蹴りをした。


…が、彼女はまるでそれを予測していたかのように俺の回し蹴りを下に避けて、地面に手を付けると、勢いよく回り込み、俺の足をかけ、俺を転ばせた。


「────・・・な」


すると彼女はすぐ様立ち上がり、空中から倒れかけている俺の手を掴み


バアァン!!


倉庫中に響き渡る、背負い投げをした。













─────・・・俺は、久々に負けた。
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