放課後、ずっと君のそばで。


みんなが、コウちゃんのことを考えていてくれたんだよ。


よかったね。

幸せだよね、コウちゃん。


「おまえ、よかったな、足怪我してて」


コウちゃんが眉をしかめる。


「怪我でもしてなかったら、これで殴ってたよ」


徳永くんはそう言って、固く握った拳を見せた。


それを見たコウちゃんが、小さく笑う。


そして、徳永くんも笑った。


よかった......。


コウちゃんの怪我はまだまだよくならないけど、先に待っているのは絶望だけじゃないって、わかったから。


試合に出られるようになるまで、きついリハビリとかあるかもしれない。


だけど、今のコウちゃんなら乗り越えられると思う。


コウちゃん。

インターハイの夢、また一歩近づいたね。




< 236 / 312 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop