小悪魔執事と恋ゲーム

♥恋ゲームの始まり





外に響きわたる



にぎやかな小鳥たちのさえずりに目が覚めた。



ん……んー……。


もう朝?



いつものように、ゆっくりと目を開かせてみたら──。




「あ、あなた……誰っ!?」




真っ白な天井よりも先に視界に映っているのは、見覚えのない少年の姿だった。


慌てて、ベッドから体を起き上がらせる。



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