君ヲ想ウ~セピア色の恋~
ーーーーーーー


あれから、仲直りして欲しいそう感じた私は、織夜と手を繋ぎ歩いた。



二人を残して。。



「大丈夫なのか?あの二人、残して」



『うん、あたしは、宗くんを信じてるから』



クスリ、と笑うあたしとは対象外で急に立ち止まる織夜。


『織夜?』


何‥?


「ふ~ん、信じてるからか。結衣ッ」 


‥‥‥グイッッ。



『きゃっ‥‥んんッッ!』



急に手を引かれ、強引に唇を奪われる。


そして、離す瞬間‥唇をペロリと舐められる。



「俺、宗の気持ちが分かった気がするわ。」 


ニヤリ、と笑う織夜に顔を真っ赤にして怒る結衣でした。


< 138 / 154 >

この作品をシェア

pagetop