rabbit vanira
帰り道。愛菜に言う。


「ごめんね、愛菜…」


「え?」


「いつも、迷惑をかけて…」


「大丈夫だよ!てか、迷惑なんて思ってない


もん!」


「ありがとう。愛菜。」


「ん!」


愛菜の優しさが温かい。


そんな気持ちになっていると、通りがかり


人の話が耳に入る。


「大通りにできたお店。行った?」


「あー、雑誌で見た!」


「なんか、イケメンパティシエがやってるん
でしょ!?」


「今度行ってみよーよ!」


ハッとする…歩みを止める。


「?どうしたの、羽咲。」


「愛菜、そのお店行ってみよう。」


「え、でもパティシエってことは甘いお菓子


のお店でしょ?」


「ダイジョーブ!愛菜、甘いの好きでし


ょ?」


「うん、でも…」


「ほら!行こ!」


私は、愛菜の手を引いて大通りを目指す。
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