捨て猫
第4章

あの子も僕と一緒で

独りぼっちなのかな…

そんな事を思って

ずっと見ていたら

その子と目があった瞬間

女の子の瞳から

一滴の涙が零れた


猫の僕が思うほど

その子の涙はキレイだった
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