秘密の初恋
「あの、なんですか?」って言うと

「これ、朝 落としただろ。」って

帽子を深く被って顔があんまり見えなくなってる人に

亜子とお揃いのストラップを渡された。


「え、あ、ありがとうございます!!
でもなんでここが、、?」

「俺もこの学校だから。通ってないけどな」そう言って
帰ろうとしてたから

咄嗟に
「なんか、お礼します!!」って言っちゃってたんだよねー


「んじゃ、LIME 交換して」


「会ったばっかなのに??」って言うと


「…お礼してくれんだろ」そう言われたから

渋々 スマホを取り出して 交換する。

「んじゃ、あとで連絡するわ」そう言って
後ろを向いた 瞬間 強い風が吹いて
その人の帽子が こっちに飛んできた。

「わりーわりー。サンキュな」って言いながら 取りに来た。

なんか、誰かに似てる。あれ?この顔。。


「え、颯太くん!!!??」

それは私が大好きなZFの颯太くんだった。

「シーッ!声がでかい!」

「ご、ごめん。」

「いいよ、バレたくなかったんだけど しょうがないか これ誰にも言うなよ。」

「言わない、と思います。」
緊張してうまく喋れない、、


「絶対言うな。とにかく二人の秘密な」

そう言って 笑みを浮かべて走ってった。

なにが起きたのかまったく理解できない。

え、あれほんとに颯太くんだよね。
連絡先 交換しちゃったんだけど、、、!


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