水泳のお時間<番外編>
「桐谷が初めてなことくらい、ちゃんと知ってるから。安心して?」


「あっ、あぅ…」


「大丈夫。今夜はうんと優しくしてあげる」



――忘れられないくらいに。



ドキ…ッ



芯まで溶けそうなくらい、

おへその下から感じる瀬戸くんの甘い吐息に、わたしの体が熱くなる。


…や、優しく…

優しくって…



つまり、そういうこと…だよね…?



マキちゃんから、その…ちょっと、

エ、エッチな話とか聞いたりしたことはあるけれど、


でもわたしにはずっと、ずっと先のことだろうなぁ…なんて、そう思っていたから



そ、想像以上に刺激が、強すぎて…


目を開けていられないよぅ…!!




「今夜は、寝かせないから」


「~~~っ!!」



すっかり頭がパニック状態のわたしに、

瀬戸くんが自信たっぷりに囁く。



瀬戸くんとの本当の指導は、きっとまだ、始まったばかりなのかもしれない。




END☆
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