君の世界から恋が消えた日
「久しぶりだね四ノ宮くん」

「どうしてここにいるんですか..浅倉先生
それと今は四ノ宮ではなく
水樹です、先生」

「そうだったね、いや失礼
ここの教師は辞めたが野暮用でね
もっともその台詞は
私が言いたいところだがね」

水樹は目の前にいる細身の男を睨む

「先生ですよね、
ハルを化学室へ促したのは」
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