君の世界から恋が消えた日
怖かったのは
思い出すことなんかじゃない

思い出せないことだ
悲しみも怒りも苦しみも

全てが心の端で他人事だと思ってる

病室の鏡に映った無表情の自分の顔が
私は怖くて怖くて

ただ俯いてその眠りこけた記憶の片鱗をたぐりよせるしかなかった

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