君の世界から恋が消えた日
♢ 現へ誘う

陽は暮れて

「もしもし、姉ちゃん?」

「ごめん、綾人
今日お母さんに遅くなるって
言っておいて」

家に連絡を入れると

私はぐっと背筋を伸ばした
前はトーマについてもらったけど

私自身のことだもん
今日は一人で行こう
< 577 / 723 >

この作品をシェア

pagetop