今日も明日も君を想う。
そんな日々に寄り添ってくれたのが彰だった。
雄輔君に1度だけ"お前ら付き合ってんの?"と聞かれた。
私は少し焦った。
もうバレたのか…とも思った。
しかし彰は動揺することも無く、
「俺と綾は幼なじみのだもんね〜?」
そう言ったんだ。
「…うん!そうだよ!」
そう答え、俯いた。
「ふーん。」
と、興味もなさそうな声を出した雄輔君。
私は涙がこぼれた。
そんなにも興味が無いのかと。