ある雪の降る日私は運命の恋をする
朱鳥side2
朝から、体が怠くて重い。
それに、吐き気と頭痛もする。
しかも、楓摩に朝の回診で酸素マスクも着けられて、気分は下がるばかり。
もうすぐで朝ごはんの時間だけど…食べたくないな……
不思議と、食べなくてもお腹は空かないし、食べても苦しいだけだもん。
そう思いながら、ベッドの上で今日もひたすら、早く治療が終わる事を願っていた。
数分して、ご飯が運ばれてきた。
私の体調を考慮してか、最近はお粥ばかり。
食べなきゃいけないのはわかってるけど、やっぱり食べたくないよ。
スプーンは持ったものの、その気持ちが強いからか、ご飯には手が伸びない。
ジッとご飯を見つめてるだけ。
すると、少ししてまた、ドアがノックされた。
コンコンッ
ガラッ
「朱鳥ー、ご飯、食べれてる?」
こんな時間に楓摩だ……
この時間は楓摩はあまり来ることがないのに珍しい。
ていうか、楓摩がいたら強制的にご飯食べないといけないじゃん……
「朱鳥、ご飯食べないの?食べないと、栄養も体力もつかないよ?」
「……いらない…」
「なんで?」
「…食欲ないし、食べてもすぐ吐いちゃうから……」
私がそう言うと、楓摩は、スプーンに少しだけお粥を乗せて、私の口の前に持ってきた。
「お願い。食べて?そうじゃないと、近いうちに栄養不足で、鼻からチューブ入れないといけなくなっちゃうよ?」
チューブ…
それは、嫌だな……
絶対に痛いだろうし、なにより、怖いもん。
私は、それが嫌すぎて、しょうがなく、お粥を1口だけ食べた。
口に入れているうちはまだいい。
だけど、飲み込んだ途端、吐き気が襲ってくる。
必死に吐かないように頑張ったけど、我慢できなくて、桶に吐いてしまった。
…だから嫌だったのに……
それに、吐き気と頭痛もする。
しかも、楓摩に朝の回診で酸素マスクも着けられて、気分は下がるばかり。
もうすぐで朝ごはんの時間だけど…食べたくないな……
不思議と、食べなくてもお腹は空かないし、食べても苦しいだけだもん。
そう思いながら、ベッドの上で今日もひたすら、早く治療が終わる事を願っていた。
数分して、ご飯が運ばれてきた。
私の体調を考慮してか、最近はお粥ばかり。
食べなきゃいけないのはわかってるけど、やっぱり食べたくないよ。
スプーンは持ったものの、その気持ちが強いからか、ご飯には手が伸びない。
ジッとご飯を見つめてるだけ。
すると、少ししてまた、ドアがノックされた。
コンコンッ
ガラッ
「朱鳥ー、ご飯、食べれてる?」
こんな時間に楓摩だ……
この時間は楓摩はあまり来ることがないのに珍しい。
ていうか、楓摩がいたら強制的にご飯食べないといけないじゃん……
「朱鳥、ご飯食べないの?食べないと、栄養も体力もつかないよ?」
「……いらない…」
「なんで?」
「…食欲ないし、食べてもすぐ吐いちゃうから……」
私がそう言うと、楓摩は、スプーンに少しだけお粥を乗せて、私の口の前に持ってきた。
「お願い。食べて?そうじゃないと、近いうちに栄養不足で、鼻からチューブ入れないといけなくなっちゃうよ?」
チューブ…
それは、嫌だな……
絶対に痛いだろうし、なにより、怖いもん。
私は、それが嫌すぎて、しょうがなく、お粥を1口だけ食べた。
口に入れているうちはまだいい。
だけど、飲み込んだ途端、吐き気が襲ってくる。
必死に吐かないように頑張ったけど、我慢できなくて、桶に吐いてしまった。
…だから嫌だったのに……