ある雪の降る日私は運命の恋をする
しばらくすると、楓摩が戻ってきて楓摩の車に乗った。

私は、車の助手席に乗って車は発進した。

「ごめんな~!朱鳥、待った?」

「ううん、全然!それより、陽向先生大丈夫だった?」

「あいつ?大丈夫だよ(笑)一時はどうなるかと思ったけど、今は意識も回復してうるさいよ。」

「ハハッ!なら、よかった!もぉ、ビックリしたよ~!いきなり倒れちゃったんだもん!」

あの時は、本当にビックリした。

本音を言うと、いつも元気そうな陽向先生が、倒れて苦しそうにしていてこのまま死んじゃうんじゃないかって思った。

不安だった……

怖かった……

「楓摩!」

「ん?どうした、朱鳥?」

「ありがとう。」

「どうしたんだよ、急に?」

「陽向先生が、倒れた時すっごく不安だったけど、楓摩かっこよかったよ!楓摩なら、大丈夫だって思えたもん!」

「ハハッ!嬉しいこと言ってくれるな、ありがと!そいえば、朱鳥の家ってどこら辺?荷物、必要だよね?


「うん。家は…えっと、この近くだよ!そこの、アパート!」

「りょーかい。じゃ、朱鳥案内して?」

「はーい」

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