ある雪の降る日私は運命の恋をする
2冊目のアルバムも開いてみる。

……すると、そこにはあの夢の女の子と俺の写真があった。

俺は、小学校の高学年くらいだろうか…

女の子はまだ2、3歳のようだ。

俺も女の子も2人ともとびっきりの笑顔を浮かべている。

そこから先は何枚も俺と女の子の2人の写真ばかりだった。

一緒に寝ている写真

一緒にお風呂に入っている写真

一緒プールで水遊びをしている写真

たくさんの写真があるのに、なぜだろう……

俺は一つもそれらの出来事を思い出せなかった。
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