密かに恋焦がれて

この時は皆で集まることを了承したことを後悔する事になるとは思ってなかった。


「美味しかったね」


「うん美味しかったよね。来て良かった」


「さて、ヒロも仕事が終わったかな連絡してみるか」


《―――うん、解った。
じゃあ後でね》



「真奈美、近くにバス停が有るからそこで待っててだって行こう」

「うん」

二人はバス停に向かって歩き始めた。


「来たときも思ったけどヒロが言ってたようにレストランとかお寿司屋もあるよ」


待ち合わせた所で待つと暫くしてヒロ、お兄ちゃんが来た。そこから5分とかからない場所まで歩きと中に入る。


「真奈美ちゃん、この間は悪かったね」

お兄ちゃんが真奈美の彼氏でもある社長のことに触れてから真奈美が元気のないことに皆が気づく。

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