一度きりのpresent〜あの頃の私はあなたとの未来を信じた
玲奈とレイラの母親:玲奈、夢でも会いたかったわ。どうして約束守れなかったから事故に合ったかもしれないから許せるわけないわよ。


玲奈:母さん、聞いて欲しいの。あの日、望は仕事にならなければと思ってるよね?。確かに一緒に過ごせなかったけど、望は夜勤あけに会いに来ようとしてくれてたんだよ。


玲奈とレイラの母親:そうよ、あの日クリスマス過ごしてたら違ってたはずよ。だから会いに来ようとしてくれてたなんて信じないわよ。


レイラ:玲奈お姉ちゃんなの?、会いたかった。夜勤明けに来ようとしたなんて私も信じないわ。


玲奈:私はもうここには居ないんだよ、だからお願いいつかは望を許してあげて。傷つきやすくて、優しい人だからいつまでも憎まれてるのを空から見てるのは悲しいよ。


玲奈とレイラの母親:玲奈はクリスマス過ごせなくて許せない気持ちはないの?、今は許せないけどいつかは許せる日くるかしらね。いつまでも玲奈が空で悲しい気持ちのままでいさせたくないからゆっくり歩んでいくよ。玲奈、心配させてごめんね。


玲奈:クリスマス過ごせなくて残念だけど、許せない気持ちはないよ。空から見てたけど、母さんとレイラが苦しんでるのを知ってからのほうが辛かったな。ゆっくり歩んでいつかまた笑い声の響く家庭に戻ってね。
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