【完】夏色〜恋の予感〜
男と男の勝負
翌日










愁は、迎えに来てはくれなかった











珍しいことも、あるんだな











“うん”











いつも、欠かさなく‥‥‥‥‥いや、ウザいほど毎日、顔を見せるくせに










“あはは‥‥‥‥‥”










まぁ、私とっては、どうでもいいが










それから、学校に行き‥‥‥‥‥




















やけに、騒がしいな









“何か、あるんじゃない?”











「ねぇねぇ、愁斗君と優斗君から、話があるって、ホント?」









「そうらしいよ。なんだろうね」










話?









“発表?”










どういうことだ?








波那、知らないか?









“花が、知らないのに、知ってる訳無いじゃない”











「今日は、俺らから、話があります」








「‥‥‥‥‥俺たちは、好きな人がいます」








「!なにそれ!初耳!」









「ねぇ、それって、誰かな?」










‥‥‥‥‥‥波那だな










“‥‥‥‥‥‥‥‥”










波那は、どう思ってるんだ?
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