第3者恋
ピーンポーン


「はい?」

「蒼です。5人揃ってるから開けてくれる?」

「わかりました!」


来るの早かったな〜


いや確かに、午後2時だから早くはないんだけどね?


こうして私達のクリスマスパーティは始まった。


「じゃあまずはロシアンルーレットからな!」

「タコなしのね」

「たこ焼き器はここにありますよ〜!具材もちゃんと用意しました!」

「流石は華奈っ!」


もっと尊敬しなされ!


ちゃんと用意したのです。


ま、お兄ちゃんが色々と教えてくれたんだけどね。


あの人本当に頼りになるから。

いいお兄ちゃんだよ


「祈音めっちゃ下手!」

「優先輩は何でそんなに上手なんですか?!」

「ん、さー?」

「祈音だけだから、そんなに下手なの。」


うん。

逆にそこまでいくと尊敬するレベルだよ


なんで中身がぐちゃぐちゃになっちゃうの?


祈音さん不器用すぎるでしょ。
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