届け 〜手紙に乗せた思い〜
飲み会はやっぱり嫌い

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酸化して色が変色した手紙たち…。

蘇る幼い頃の私の記憶。

「明日…空いてる?」

「え?空いてるけど?」

「明日…遊び行かね?」

何も無い田舎、近くにあるのはコンビニと小さな公園、図書館くらい。

電車は1日5本。

どこに遊びに行く所にあるのか…。

けれど…赤面する彼の顔が可愛くて…。

「行く!!」

嬉しそうに笑っている彼の顔は今はもうなかった。

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