恋時雨
気持ち

今日は日曜日。

あたしは特にすることもなく、今日も起きたのはお昼だ。


美奈を誘ってどこか行こうかとも思い携帯を開きかけたが、美奈は今頃翔くんと家でいちゃいちゃしていることだろう。


ご飯を食べて、CDショップにでも行こうと家をでてエレベーターのボタンを押す。

開いたドアを見てあたしはまたも顔がひきつった。

そこにはあいつがいた。


「楠木さんおはよ。」

「お…おはよ、木村くん」

「乗らないの?」

周りに人はいなくボタンを押したのはあたしだとまるわかりなので、あたしは仕方なくエレベーターに乗った。

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