借金取りと私の関係【完】
「ほんと、アンタ顔に出すぎ」



「し、仕方ないでしょ…っ」



耳まで熱くなって、隠しきれないくせに顔を背けた。



「…彼女いるくせに」



「何?」



ボソッと呟いた声に、黒崎さんが反応。



「…なんでもないです」



「感情の忙しいやつだな」



ふっと笑った黒崎さんは、私の手を握る力をキュッと強くする。



「〜っ」
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