恋桜
「なんで!!」
「なんか疲れた。」
「ふざけんなよ!!」
純が俺を殴った。
「っっ!!なにすんだよ!!」
俺は負けずに純を殴り飛ばした。
「俺はもう疲れたんだよ!!もう雅なんて好きじゃねぇんだよ!!」
ガタン…
そこには雅がいた。
涙をこらえながら…
「わ…私もつ…椿のことき…嫌いだから…」
その言葉で俺の中の何かが壊れた。
「そっか・・・」
俺は雅に笑いながら言った。
雅の頬に一筋の涙が流れた…
俺はそんな雅を見れなくて、俺はそのまま家に帰った。



このとき、ちゃんと素直になっておけば…
ちゃんと気持ちを伝えれてたら、俺も幸せになれてたのかな?
失ってから気付くのって遅いんだな…


< 14 / 15 >

この作品をシェア

pagetop