純情シンデレラ
そうよね。
松本さんは足を痛めているんだ。
近くとは言っても、なるべく歩かない方がいいに決まってる。
それに、いくら近くのところでも、普通乗用車だったら・・・タクシーでも、私は怖くて乗れない。
しかも、病院に対してあまりいい思い出がない私は、余程の理由がない限り、病院へは近づかないようにしている。
でも、そんな理由で怪我をしている松本さんに付き添えないなんて。
私ってどこまで意気地なしなんだろう・・・。
俯いて「ごめんなさい」と謝る私の頭に、松本さんの大きな手が乗った。
「分かってる。俺の怪我は念のために診てもらうだけで、実際は大したことない。たぶん軽い捻挫だろう。すぐ終わるから、付き添う必要はないよ」
「でも・・」
「家に帰ったら電話する。それなら君も安心するだろ?」
確かに、と思った私はコクンと頷いた。
そして松本さんに家の電話番号を教えた私は、病院まで付き添えない代わりに、上野課長の車のところまで、松本さんに付き添って歩いた。
松本さんは足を痛めているんだ。
近くとは言っても、なるべく歩かない方がいいに決まってる。
それに、いくら近くのところでも、普通乗用車だったら・・・タクシーでも、私は怖くて乗れない。
しかも、病院に対してあまりいい思い出がない私は、余程の理由がない限り、病院へは近づかないようにしている。
でも、そんな理由で怪我をしている松本さんに付き添えないなんて。
私ってどこまで意気地なしなんだろう・・・。
俯いて「ごめんなさい」と謝る私の頭に、松本さんの大きな手が乗った。
「分かってる。俺の怪我は念のために診てもらうだけで、実際は大したことない。たぶん軽い捻挫だろう。すぐ終わるから、付き添う必要はないよ」
「でも・・」
「家に帰ったら電話する。それなら君も安心するだろ?」
確かに、と思った私はコクンと頷いた。
そして松本さんに家の電話番号を教えた私は、病院まで付き添えない代わりに、上野課長の車のところまで、松本さんに付き添って歩いた。