純情シンデレラ
「なに思い出し笑いしてるんですか?松本さん」
「いや・・・君の見事な交渉術には感心した。まさか札束を持ってきていたとはな。ビックリしたよ」
「おおよそですけど、120万くらいの新車を買おうと思っていたので、100万を現金で一括払いすれば20万はまけてくれるかなと予想して、先週銀行で貯金を下ろしていたんです。でも松本さんの交渉術もあったからこそ、100万で高性能の新車を買えたんですよ。頼りにして良かったです」
「そうか。運転、上手いじゃないか」
「そうですか?嬉しい・・。私、免許を取って良かったです。自動車恐怖症を克服するためには、やっぱり自分で車を運転する必要があったんです。その場を掌握しているということを体と心の両方で実感するために。でも不思議ですね」
「何が」
「あれだけ怖がってたのに、こうして普通に車に乗れるようになると、一体私、車の何が・・どこに対して、そんなに10年以上も怯えていたんだろうなって」
「それが克服したということさ」と松本さんに言われて、運転中の私は、前を見ながらクスッと笑った。
「いや・・・君の見事な交渉術には感心した。まさか札束を持ってきていたとはな。ビックリしたよ」
「おおよそですけど、120万くらいの新車を買おうと思っていたので、100万を現金で一括払いすれば20万はまけてくれるかなと予想して、先週銀行で貯金を下ろしていたんです。でも松本さんの交渉術もあったからこそ、100万で高性能の新車を買えたんですよ。頼りにして良かったです」
「そうか。運転、上手いじゃないか」
「そうですか?嬉しい・・。私、免許を取って良かったです。自動車恐怖症を克服するためには、やっぱり自分で車を運転する必要があったんです。その場を掌握しているということを体と心の両方で実感するために。でも不思議ですね」
「何が」
「あれだけ怖がってたのに、こうして普通に車に乗れるようになると、一体私、車の何が・・どこに対して、そんなに10年以上も怯えていたんだろうなって」
「それが克服したということさ」と松本さんに言われて、運転中の私は、前を見ながらクスッと笑った。