純情シンデレラ
助手席に座っている松本さんから、密かな笑い声が聞こえてくる。
きっと、「そのとおりだな」とでも思っているのだろう。
少々癪だけど、実際はまぁ・・そのとおりだろうし。
ふぅとため息をついた私に、「罪悪感を抱くな」と松本さんが言った。
「べっ、べつに私は・・」
「スポーツをしたり笑ったり、体が健康であることや、元気に生きていることに対して、“自分はこんなことをしていいのだろうか。姫路はもうすぐ死ぬというのに”と思いながら生きても、姫路が元気になることはないんだぞ」
「分かってますよ!そんなことは。でも・・・そういう気持ちを少しでも抱かずにはいられないというか・・・」
「そうだろうな。だが姫路は君に罪悪感を抱かせるために会ったんじゃないと、俺は思う」
きっと、「そのとおりだな」とでも思っているのだろう。
少々癪だけど、実際はまぁ・・そのとおりだろうし。
ふぅとため息をついた私に、「罪悪感を抱くな」と松本さんが言った。
「べっ、べつに私は・・」
「スポーツをしたり笑ったり、体が健康であることや、元気に生きていることに対して、“自分はこんなことをしていいのだろうか。姫路はもうすぐ死ぬというのに”と思いながら生きても、姫路が元気になることはないんだぞ」
「分かってますよ!そんなことは。でも・・・そういう気持ちを少しでも抱かずにはいられないというか・・・」
「そうだろうな。だが姫路は君に罪悪感を抱かせるために会ったんじゃないと、俺は思う」