純情シンデレラ
そして翌日。
私の妊娠を機に、私は松本出さんと入籍した。
今、私の体調がこんな状態なので、式を挙げるのは、今のところ予定どおり6月にしているものの、それも私の体調次第では延期になる可能性がある。
でも、式は挙げても挙げなくても構わないと私たちは思っている。
それよりちゃんと籍を入れて、赤ちゃんが生まれる前に公に「夫婦」となることの方が大事だと思っているから―――。
私は妊娠できない。だから結婚なんてしない。できるわけがない。
こんな私と結婚したいと思う人なんて、いるわけないし。
そう思っていた私は、資格を取ったり、情報処理の勉強をした。
いつまでも、どこででも自分でお金を稼いで生活をしていかなきゃいけないから・・・。
10代の若い頃から、将来を見据え、先のことまで考えて生きてきたつもりだった。
そんな私に心から愛する人が現れて、その人も私を「愛してる」と言ってくれた。
その人に求愛されて結婚をして、しかも子どもまで授かった。
一生、とまではいかなくても、長く続ける覚悟で勤めた会社は、1年も経たないうちに辞めることになってしまったりと、結局、自分なりに設計してきた人生の道のりどおりには、全然進んでいない。
でも、と思いながら私は隣にいる出さんを仰ぎ見た。
これでいい。いや、これが最高で、最良の道なんだ―――。
私の妊娠を機に、私は松本出さんと入籍した。
今、私の体調がこんな状態なので、式を挙げるのは、今のところ予定どおり6月にしているものの、それも私の体調次第では延期になる可能性がある。
でも、式は挙げても挙げなくても構わないと私たちは思っている。
それよりちゃんと籍を入れて、赤ちゃんが生まれる前に公に「夫婦」となることの方が大事だと思っているから―――。
私は妊娠できない。だから結婚なんてしない。できるわけがない。
こんな私と結婚したいと思う人なんて、いるわけないし。
そう思っていた私は、資格を取ったり、情報処理の勉強をした。
いつまでも、どこででも自分でお金を稼いで生活をしていかなきゃいけないから・・・。
10代の若い頃から、将来を見据え、先のことまで考えて生きてきたつもりだった。
そんな私に心から愛する人が現れて、その人も私を「愛してる」と言ってくれた。
その人に求愛されて結婚をして、しかも子どもまで授かった。
一生、とまではいかなくても、長く続ける覚悟で勤めた会社は、1年も経たないうちに辞めることになってしまったりと、結局、自分なりに設計してきた人生の道のりどおりには、全然進んでいない。
でも、と思いながら私は隣にいる出さんを仰ぎ見た。
これでいい。いや、これが最高で、最良の道なんだ―――。