純情シンデレラ
翔のお嫁さんである典子(のりこ)さんは、翔の編集を担当している。
小説が結びつけてくれた縁だ、と言えばロマンチックに聞こえるけれど、本当は・・・。
「一旦書き始めたら、寝食を忘れてしまうくらい没頭してしまうこの人を見てると、なんだか気になって。ついコーヒー淹れたり食事を作ったり、身の回りのお世話をしているうちにその・・。私、物事に一生懸命取り組んでいる人、好きなんです。翔さんはそれこそ全身全霊かけて、一つの作品を書いている。それが分かるから、身近で応援したいって思ったんです」
ある日こっそりそう教えてくれた典子さんは、33歳。
翔よりも3つ年上で、一度結婚の経験もある。
そのせいか、翔からの再三のプロポーズに対して、なかなか「うん」と言ってくれなかったと、後で翔から聞いた。
小説が結びつけてくれた縁だ、と言えばロマンチックに聞こえるけれど、本当は・・・。
「一旦書き始めたら、寝食を忘れてしまうくらい没頭してしまうこの人を見てると、なんだか気になって。ついコーヒー淹れたり食事を作ったり、身の回りのお世話をしているうちにその・・。私、物事に一生懸命取り組んでいる人、好きなんです。翔さんはそれこそ全身全霊かけて、一つの作品を書いている。それが分かるから、身近で応援したいって思ったんです」
ある日こっそりそう教えてくれた典子さんは、33歳。
翔よりも3つ年上で、一度結婚の経験もある。
そのせいか、翔からの再三のプロポーズに対して、なかなか「うん」と言ってくれなかったと、後で翔から聞いた。