もう一度恋して



その態度でオレたちが
付き合ってたのは確実だと思った。


それから全てを思い出したのは
少し経ってから。


部屋の掃除をしているとき
本棚が突然崩れ頭の上へと落ちてきた。


その瞬間頭の中で
鏡が割れたような何かが
はじけたような感じがしたのだ。


あれ?


かなりの頭痛の耐え 
落ちた本を元通りに整理をしていると


スケッチブックを見つけた。


開いてみると たくさんの絵が描いてあった。


「オレと浜田さん?
浜田?はは葉月?


葉月?あっ!!!!!!!!!!


葉月が待ってたんだ。


すぐに葉月の携帯へかけてみるが


『おかけになった電話番号は
現在使われておりません』

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