伝説の華
空「本当は信用してほしかった、あたしを否定しないでほしかった、すぐに追いかけてほしかった」

陽「言いたいのはそれだけか?」

空「……に、1人にしないでほしかった!」

本当は苦しくて苦しくて仕方がなかった

信じてもらえなくて悲しかった

怜「本当にすまない。
謝っても許してもらえないのは分かってるけど、もう1度俺らの姫になってくれ!」

奏「お願いだ」

朔「お願いします」

蒼「空夢いないとつまんないよ!」

海「お願い!」

信じていいのかな?

裏切られない?

怖いよ

また1人になったらどうしよう

柊「言葉だけなら何でも言えるけど?
傷つけられたらすぐに信じられないこと分かるよね?
よくそんなこと言えるね」

紫「信じられるわけない」

暁「俺だったら信じられませんね」

陽「勝手なこと言うな」

怜「分かってる。
それでも俺らには空夢が必要なんだ!」

蒼「あ、空夢!?
どうして泣いてるの?僕達が原因?」

空「ちがう、ちがうの」

もしかしたら、この言葉を待っていたのかもしれない

謝罪の言葉を言ってほしかった訳ではなく、必要だと言ってほしかったたんだと思う

陽「はぁー、分かったよ
あむ、お前の答えは出ているんだろ?」

陽翔は分かったんだね

自分の気持ちに正直ならないとダメだよね

空「れんたちがいいなら、また金龍の姫になりたいです」

『もちろんだ』

これで前みたいにまた笑い合えるのかな?

それだといいな
< 130 / 170 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop