伝説の華
玲「あと300mで相手来る
バイクの台数は1000超えてる」

れいは耳がいいからよく当たるんだよね

だから、あたしたちは抗争の時は聞き漏らさないようにしてる

ブンブン

「どうも〜、金龍のみなさん?
後ろの人たちは誰ですかね〜」

ちなみにあたしたちは愛狼の時の特攻服を着ていないから誰か分からないと思う

大きめのパーカーを着て顔も相手からじゃ見えないようにしてる

「答えないんですか〜?
まぁ、いいですよ。お前らやれ!」

『おりゃーーー!』

空「声出さないとやれないのかよ」

バキッ

ガンッ

ボキッ

あ、骨折ったかも

まぁ、いっか





空「もうこれしかいないんですかー?」

「クッ、お前ら何者だ!」

空「そんなに知りたいの?」

「さっさと教えろ!」

空「みんないいかな?」

遼「あぁ」

悠「もういいだろ」

詩「バラそ!」

玲「言うか」

愛「いいよ!」

空「俺たちは…

『愛狼』だ」

「あ、愛狼!?
何でここに愛狼がいるんだ!」

空「それは内緒だ」

「まぁ、いい。
さすがの愛狼でも黒蛇組には勝てないだろ」

やっぱりか

毒蛇を調べた時にバックに黒蛇がついてるって出てきた

黒蛇は全国No.10で武器や薬を使ってる

あと、汚い手を使うと有名だ

「おい、やっていいのか?」

「もちろんだ!」

「所詮ガキだな。
俺らには勝てない」

勝てない?

ふっ

どっちがだよ

空「お前らが俺に負ける
お前らは俺に勝てない」

「な、何を生意気言いやがって!」

空「りょう」

遼「怪我するなよ」

空「もちろんだ」

りょうたちも戦うのはやめてもらった

あたし1人で十分だ

空「楽しませろよ?」

「やれ!」

『うぉーーー!』

空「だから、うるせぇんだよ」

バキッ

ボキッ

ガンッ

グシャ

ん?

グシャ?

まぁ、いっか


空「あとはお前らだけだ。
毒蛇の総長さん?黒蛇の組長さん?」

「ヒィッ」

バキッ

ドカッ

空「言わないといけないことがあるだろ?」

「毒蛇は…きょ、うを、もって、解散させる」

「黒蛇…も今日を、もっ、て解、散させる」

バキッ

プルルルルル

「はい」

空「金龍の倉庫の前に毒蛇と黒蛇がいるから連れて行って」

「分かった」
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