伝説の華
空夢side

最近ずっとこの海に来てるな。

もうすぐであいつの誕生日、そして命日

少し昔の話をしようかな



中1の頃初めて彼氏ができた。

名前は小日向 夏希〜Natsuki Kohinata〜って言って年は2つ上でいつもニコニコしていて優しかったの。

なつきだけには家が坂城財閥で坂城組のことと愛狼に入っていることを話した。

そしたらなつきも光雷っていう族に入ってるって教えてくれた。

それからは光雷にも遊びに行ったりして、光雷のみんなとも仲良くなれた。

お父さんとお母さんが殺されてからもなつきはあたしのことを支えてくれていた。

毎日が幸せだった。

でも幸せって長くも続かないんだね

ある日事件が起きた。

なつきとショッピングモールに行った帰りにお父さんとお母さんを殺した憎いあいつが現れた。

「お前幸せそうだな。
その幸せも壊してやる」

あいつは銃を持っていたらしくあたしに銃を向けてきた。

今は銃を避けれるけど、昔はまだ完全に避けきれなかったため諦めていた。

バンッ

あぁ

もう死んじゃうんだな

なつきともっと笑っていたかったな

とかたくさんの思いが頭の中を遮ったのをまだ覚えている。

音がしてから痛みがいっこうにこなくて目を開けてみると血塗れのなつきがあたしの前に倒れていた。

なつきがあたしを庇って撃たれことに気づくのに時間はかからなかった。

空「なんであたしのことを庇ったの!?」

夏「そんなのお前に生きてほしいからだろ。
ゔっ、俺はお前のことを…あ、いし、て、る」

空「ねぇ!なつき!目開けてよ!」


その後あたしは意識を失い次に目が覚めた時には、なつきが植物状態になったことを伝えられた。



これがあたしの過去

あたしと一緒にいる人はみんな不幸になる。

光雷のみんなとは会うのをやめた。

愛狼のみんなとも離れようと思ったけどどうしても離れなかった。

だから愛狼のみんなを何があっても絶対に守ることを心の中で誓った。
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