密恋(ミツコイ)「イケメンIT社長と、エレベーターの密室で恋をして」
番外編 「鷹騰社長の、甘く憂鬱な一日」(彼目線)
──彼女と付き合うようになって、俺自身にとっても今までになく充実した日々が続いていた。
以前は仕事中毒な感じもあり、仕事に追い立てられるばかりで寝る間さえもあまり取れなかったのが、最近では嘘のように眠れるようになって、日常が満ち足りているようにも感じていた。
あいつのおかげだよな……。
あいつと、舞といっしょにいると、仕事疲れのストレスさえもあまり感じられなくなっていた。
これほど好きになるなんてな……。
出会った当初は、変わった奴だなとも思っていたのに、それがまた会いたいと思わせるような興味に繋がり、いつしか惹かれていくのにたいして時間はかからなかった──。