YOU&YOU


丁度、相手チームの勇太がボールを持っている。

完璧これは私が当てられるな、そう思った。

なぜなら、他の内野の男子は当たりそうもないからだ。

8割諦めに入っていたその時、バシッという音が横で聞こえた。

はっとして反射的にそちらを見ると、私のチームの男子がボールをキャッチしていた。

< 42 / 416 >

この作品をシェア

pagetop