拗らせDKの偏った溺愛



ふと、教室の一角で、また女の子たちに囲まれている竜虎のお二人が視界に入ってきました。


高村くんが女の子たちに何かを言っているようです。


私のことじゃないといいなぁ…。


これ以上女の子たちに目をつけられたら、それこそ学校に来られなくなってしまうかもしれません。

今まで他人に注目されることのないまま、地味〜に学生生活を送ってきた私にとって、今日のことは刺激が大きすぎました。


明日から、私が高村くんにどんな扱いを受けるのかはわかりませんが、出来る限り接触を少なくして、被害を最小限に抑える努力をすることにします。


あとは明日のお昼に、綾乃ちゃんに相談して…。


今後の対策をあれこれ考えながら教室を出て歩いていると、いつの間にか靴箱までたどり着いていました。


今のところ、靴箱に変なものも入ってないし、靴も無事です。

明日からも平和な毎日になりますように…!!!


祈るように靴箱を閉めてから家路に着きました。



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