もう一度出会えたら
『では、忘れないで下さいね』


「は、はい」


そう言って彼は先に歩き出した。


『なーたん、お腹しゅいた〜』


時間を見るともう1時前だった。


「遅くなってごめんね。蓮の行きたいところに食べに行こうね」


そう言って蓮と手を繋ぎ彼の少し後ろを歩き始めた。


私が彼にしてしまったという仕打ちが一体何なのか……


気になって仕方がなかった。


*******


病院を出てから、蓮の希望で近くのファミレスに来た。


今日は本当に朝から色々ありすぎてお昼を過ぎたところなのに既にグッタリしている。


なのに、ここでもまた気を抜くことが出来ないなんて……
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