[完結]甘やかし王子様が離してくれません。



わたしでかなえられることなら、なんでも聞きますよ。

そう思い微笑むと、花絵先輩は突然頭を下げた。


腰の角度が90°に近い、最敬礼の形。



「ちょっ、頭上げてください!!」



道行く人の視線を感じますから!!

そんなに頭下げなくてもいいですから!!




「お願い……唯衣を手離して……」




小さくかすれた声だったけど。


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