[完結]甘やかし王子様が離してくれません。
あ、なるほど……。
「……さてと。ちょっとそのタオル借りていい?」
先輩はわたしが慌てて取り出したハンドタオルを指さして言った。
何度もうなずいてタオルを差し出すと、先輩は「ありがと」と言って颯爽とトイレに向かって歩いて行った。
さすがにトイレの中についていくことは出来ないから、わたしはトイレの前の壁にもたれて待機。
本当、今日のわたし遠藤先輩に迷惑かけすぎだ……!!
ぶつかるし黒板消し落とすし飲み物かけちゃうし……。
罪悪感で押しつぶされそうになる。
自分が嫌いになる。