切リ取リマスカ?
「大雅君! がんばって!!」


1人のくせに、友達もいないくせに、ここで声を上げたって大雅には届かないのに。


あたしは膝の上で拳を握りしめ、楓先輩を睨み付けた。


やっぱり、大雅と楓先輩の関係をしっかりと切っておくべきだった……。
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