黒猫系男子にご注意です


かの言う、わたしは。



「あっ、蓮夜くん見て!
あの人、顔半分ないよ?」



「あんな所に隠れてるんだ...
脅かす人も大変だね....」



「.................」



様々な仕掛けに感心していた。



あれ?反応がない...



「蓮夜くん?
どうしたの?」



チラリと隣を歩きながら、黙ったままの蓮夜くんを見上げると、なんとも言えない顔でわたしを見ていた。



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