ハートに触っちゃダメです！

卒業までのカウントダウン

それから

片思いの日々が始まった。


「光せんせ～！」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


あの見慣れた光景がまた

ここでも繰り広げられるている


と同時に


「浅見さま～～～～～！」」」」」」」」」」」」」」」


丸瀬先生に興味なんかない女子がそれに対抗するかのように

私の周り

女子！女子！女子！の山


「浅見さまったら前にも増してファンが増えましたわね？」



なんとかして丸瀬先生に近づきたいのにそんなチャンスは巡って来ない。


学校ではバレないように

ってゆ～か


私自身が丸瀬先生に興味なんか全然ない

みたいな振り


ここでもして


近づくこともできないし


放課後ならなおさら


これじゃあ丸瀬先生に記憶を取り戻してもらう

なんて


「浅見さま心ここに在らず・・・ですわね？」


一香は知ってるから


「何かいい方法ないかと一香も考えているのですれど・・・」


一生懸命にチャンスを作ろうとしてくれてる。


「ありがとう、一香。」


「まあ！お礼言われるようなことまだしていませんわ。」