弁護士シリーズ作品第2弾! 『最強の弁護士軍団』



鶩雨に聞いたら…



【優里さんは瑠璃ちゃんに何処と無く似てる所はありますねあの人も余り公共の場に姿を出したく無いと言うか…】


鶩雨が言葉を途中で切ってしまうと…



〔俊さんが晧覬みたいなタイプで優里さんを外に出したく無いと言うか…〕


斗摩は苦笑いしながら私に話した。



・・・・・・・・。



晧覬と同じ分類の人が居たなんて…

私はビックリした。



〔優里さんは公共の場に余り姿を現わすのは好きじゃ無いんだけど買い物とかが大好きで買い物に出掛けると俊さんが電話攻撃して優里さんの場所を確認して変装して迎えに行く程俊さんは優里さんを外に出したく無いみたいだよ…〕


またしても…

斗摩が困った顔をして私に言った。



【優里さん…いつも黙って買い物とかに行っては俊さんに連れ戻されてさ…俊さんに言ったら余計に外に出して貰え無いでしょ?だから黙って行くんだけど…】


鶩雨もそう言って私に話してくれた。



私と同じ…


私と同じ苦労をしてる女性だったから私は逢ってみたいと思ったし話をしてみたいと正直に思った。

きっと話が合うんじゃ無いかな?

そう思って…





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