"1通の手紙"



「でさ、あの手紙なんだったの?」


お、このハンバーグうめ〜


『あ〜なんか俺の父さんは律太さんで〜火事巻き込まれて〜みたいなこと書いてあった』



シーン…


『え?』


「陽大。それは雛子ちゃんからか」


『あ〜そんな感じの人』


「やっぱり雛子ちゃんは変わらないわね」


『は?』


「そうだ。お前は俺らの息子ではなく、律太と薫さんの息子だ。」




────この時から雛子と俺のタイムリミットがもうすぐ近づく。





< 5 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop