あたしの高校生活はバラ色だったはずなのに
まぁまぁ!!
そしてお昼休みを挟み午後の授業!

もちろん私は5時間目6時間目と爆睡。

6時間目が終わったあとに兼戸に言われましたよ。

「あんた、寝すぎ。
まったく、起こす身にもなりなさいよね!」

とのことでした。

まぁ、
うんうん、ごめんね~
と、私はてきとうに返して兼戸はそれに怒るふりをして......

放課後。

「よぉし!ゆーぅ、かーえろ?」

「うん!!」

私は一瞬昴くんのことを思い出した。

私は頭を振る。

でも、やっぱり...

「夢杏っ!!」

うっ、苦しい......

バンッと私は昴くんを突き飛ばした。


「やめて...」
< 60 / 222 >

この作品をシェア

pagetop