愛‥とは?夫婦‥とは?

紗輝斗・・side

俺は、高校時代
綾華に一目惚れした。

だが、綾華には中学から付き合っている
彼氏がいた。
佐木山と綾華は、本当に仲がよくて
俺の入る隙間はないと
わかっていたが
綾華に合う度に
おれは、綾華に告白をして、
撃沈していた。

だが、大学を出て
就職をして、初めて高校の同窓会に
行ったとき、
『佐木山が、綾華を捨てたみたいだよ』
『いや、別れたの?』
『あの二人は、結婚すると思っていた。』
と、皆が噂をしていた。

大学を出てからの同窓会に
俺は、同窓会役員に頼んで
綾華を同窓会に呼んでもらった。

綾華は、相変わらず綺麗で
俺は、その日から毎日病院に通い
綾華に告白をした。

それが、半年過ぎた時に
綾華から、OKをもらい
天にも登る気持ちだった。

俺は、綾華にお願いして
すぐに結婚した。

俺の両親も、綾華のお母さんも
喜んでくれた。

ただ、綾華の親友の山内だけは、
「急がなくてもいいんじゃない?」
と、綾華に言っていた。

俺にも、
「ゆっくり進んで欲しい。」
と、言われたが、俺には、それを
聞く余裕はなかった。
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