運命を知らない占い師
「お嬢ちゃんが優介の奥さんになるかもしれないって事か?」
突然の言葉に少女はばっと顔をあげる。
「はぁ?!」
優介も驚いて将太の顔を見た。
「え?あ、いや、話の流れでそうなるのかなと」
二人に一斉に見られ、しどろもどろ答える。
「優介の奥さんになる人が見えないなら、優介が結婚する前に死ぬか、お嬢ちゃんが奥さんになるかどっちかって事だろ?もし十年以上経ってから結婚するなら話しは別だけど、今の俺達は十七歳。二十七歳を越してからっていうのは少し遅い気がするしな」