前世の記憶
春の香り

高校生の春




春の風が心地いいこの季節。


私、真山 紬(まやま つむぎ)は高校生になります。


「やっぱりこの桜並木はいいなぁ」


高校の制服を身にまとって桜並木を歩くのが夢だったんだよ。


なんてたってこの道を通学で通りたいからこの高校を受験したんだから!(家から近いのもある)



「桜の花も私の入学を祝ってくれてるのね」



とか思いながら低い木の桜の花の香りをかぐ。木の匂いしかしないけど。



うん。これぞ華のJKだわ。




さぁ、早く学校に行こっと。











ビンッ
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