恋した相手は?!
────ピーンポーン


「…はい?」


「あ、陸翔。私だよ!」


「あー待ってて今行く」


そう言って間もなく、玄関から陸翔が出てきた。


うわ……部屋着だ……


なんか新鮮だな。


「入れよ」


「う、うん」


おじゃましまーすっ、と言って入った陸翔の家は玄関からでもわかる、大きな家。



「陸翔の家おっきー!」


「そう?」


頭を掻きながらあくびしてる。


寝起きかなあ?
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