人間刈り
昼休み。
誰にも相手にしてもらえず、ただ独りで外を見ている。

美しくない世界。

残酷な世界。

そこに、『ワタシ』は、存在しているんだ。
存在してしまったんだ。

あの時。
事故にあっていれば……………
どんなに、楽だったかしら。

どうせ、ろくなことがないんだから。

居ても、仕方無くない?
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